力士が太っている理由
力士と言えば一般的に体が大きく太っているイメージがあります。
強い相撲取りになるためには人一倍食べて、稽古を繰り返して体を大きくしていかなくてはならないからです。
しかし、力士が太っている理由に意外なものがあることをご存知でしょうか。
力士の中でも、特に太っている人を「あんこ型」といい、このタイプは相撲が長くなる傾向にあります。
相撲が長くなると、長い間呼吸を止めることが多く、これを繰り返していると筋肉の中に酸素をためる物質「ミオグロビン」が大量に保有されるようになり、体の中で酸欠を防げるようになるのです。
ミオグロビンを含んだ筋肉の繊維は異様なまでに太くなり、結果として太った体形になるというわけなのです。
そのため、力士が太っている理由の一つに「呼吸の仕方の違い」がある、という話でした。
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