大人と赤ん坊の骨の数
成長前の状態である赤ん坊と、すでに成長を終えた大人と比較した場合、大人の方が身長も体重も大きいのは明らかです。
しかし、骨の数に限っては大人よりも赤ん坊の方が多いのです。
生まれたての赤ん坊は、骨が軟らかく細分化されていて、平均すると約305個の骨のパーツを持っています。
それが徐々に組み合わさり、丈夫な体を支えるまでに至り、最終的には約206個のパーツに落ち着きます。
身長の伸びは1年に約6〜8cm、思春期の後半(男子12~14歳、女子12.5~15歳)では、最大で約10cmも伸びる場合があります。
この急激な変化に対応するには、最初から決まった数の骨があるよりも、細かいパーツに分かれていた方が都合が良さそうですね。