魚のヒレはどんな働きをしているのか

ほとんどの魚には、背びれ、胸びれ、尻びれ、腹びれ、尾びれ、の五種類の鰭(ヒレ)がついています。それぞれのヒレは、どのような働きをしているのでしょうか。

まず「背びれ」は、体が横倒しにならないために中心を保つ役目があります。

「胸びれ」と「尻びれ」には、体の平衡を保ち、なおかつ前進や後退を促す機能があります。

「腹びれ」は、体を浮かせたり沈ませたりする上下の動きに作用します。

「尾びれ」は最も大切で、水中を前進するためのものです。

これらのヒレの動きを手軽に観察するには、金魚を水槽で飼うとよく見分けられます。