最も短い国名は?
「USA」と言えばアメリカのことですよね。正式には「アメリカ合衆国」と言い、英語表記では「United States of America」となります。
正式国名には、多くの国々がその国の主義主張や、国家体制などを盛り込んでいる場合が多くあります。
例えば、お隣の韓国は正式国名を「大韓民国」といい、英語表記では「Republic of Korea 」となります。
さらに、中国は「中華人民共和国」といい、英語表記では「Peoples Republic of China」となります。
このように正式国名で書くと、やたらに長くなってしまう国名は珍しくありません。
世界の国々の中で最も長い英語表記での正式国名は、イギリスです。
イギリスを英語表記で正式国名を書くと、「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」と、8単語、45文字も書かなくてはなりません。
日本語表記でも「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」と、こちらも書くのが大変です。反対に、英語表記にすると1単語で表わされる国もあり、日本もその一つです。
日本国のように1つの単語で表記できる国は、日本の他に、カナダやスペイン、インド、マレーシアなど全世界200カ国弱のうち、16カ国しかありません。
日本は英語表記で「Japan」と表記し、インド「India」や、スペイン「Spain」と並んで5文字しか使用しないので、世界で最も短い国名の一つなのでした。