記録の宝庫「ギネス」の由来
世界一の記録が出たときに「ギネスレコード」ということがあります。
この場合の「ギネス」とは何のことを言っているのでしょうか。
ここで言う「ギネス」とは、ギネスブックのことを言っています。
ギネスブックは、世界中の記録をまとめた有名な本ですよね。
では、なぜ「ギネス」という名前がついたのでしょうか。
ギネスというのは、実はギネスビールのことを言っています。ギネスビールといえば、世界でも有名なビールの一つです。このビール会社が出版した本なので、「ギネスブック」というわけだったのです。
このギネスブックは、当時ギネス社の代表取締役ヒュー・ヴィーヴァーが、ちょっとした議論がきっかけで作ったと言われています。
その議論とは、「猟の対象となる鳥の中で、もっとも早いものは何か」というものでした。
このような問いに対し、応えられる書籍があれば売れるのではないか、ということでギネスブックの出版が始まったのでした。
案の定、この考えは当たり、ギネスブックはベストセラーとなりました。世界の記録を集めたギネスブックは、自身も著作権のある出版物では一番のベストセラーとして掲載されています。
飲み会などでビールを飲む際に、この話をすれば意外と感心されるかもしれませんよ!
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