明日の天気は70%晴れ
携帯電話が普及してから天気はいつでも調べられるようになりましたが、多かれ少なかれ明日の天気は気になるものです。
まして、明日から旅行に行くとか、野外で何かを行うといった場合には、特に気になりますよね。
この他にも、台風や大雨情報、大雪情報、桜前線や花粉情報など、知りたい情報はたくさんあります。
そんな情報を教えてくれる天気予報。この親しみのある天気予報ですが、毎日「明日は晴れです」と言っていると、何と70%の確率で当たってしまうのです。
季節や場所によって多少は異なりますが、日本の晴天率は70%ほどになります。これによって、毎日「晴れ」と言っていれば、およそ7割の確率で当たることになります。
ギャンブルだったら大勝ちです。しかし、いくら70%当たるとはいえ、毎日「明日の天気は晴れです」と言っていては、天気予報の意味を成しません。
仮に「明日は台風がきません」という予報をしたとすると、99%の確率で当たります。これで今日の天気予報は当たるなあ、などとは誰も認めてくれません。
もちろん、現実の天気予報はよく当たります。その確率は、およそ83%だといいます。
毎日あてずっぽうで「晴れ」と言っている人が70%当たるとすると、大した差はないような気がしますが、この13%の差が結構大事なのです。