「サボる」の語源
「サボる」という言葉、学生の頃からカジュアルに日常でも使いますが、その語源をご存知でしょうか。
これは、フランス語の「サボタージュ(Sabotage)」を略して動詞化したものだと言われています。
サボタージュとは、労働者が故意に仕事を停滞させたり、事故に見せかけて機械などを破壊することで、雇い主に抗議すること。けっこう過激ですね。
日本では、サボタージュという言葉を「怠業」や「怠けること」の意味で使い、「サボ」と略して用いていました。
現地では、その昔サボ(木靴)を作る職人の中に、酒好きのものや怠け者が多くいたそうで、相当雇い主を困らせていたと言われます。そんなことから「木靴製造」の意味を持つサボタージュを借用して怠け仕事の意味に用いられたそうなんです。
雑学大事典目録 | ||||
---|---|---|---|---|
01巻 | 02巻 | 03巻 | 04巻 | 05巻 |
06巻 | 07巻 | 08巻 | 09巻 | 10巻 |
11巻 | 12巻 | 13巻 | 14巻 | 15巻 |
16巻 | 17巻 | 18巻 | 19巻 | 20巻 |
21巻 | 22巻 | 23巻 | 24巻 | 25巻 |
26巻 | 27巻 | 28巻 | 29巻 | 30巻 |