「サボる」の語源
「サボる」という言葉、学生の頃からカジュアルに日常でも使いますが、その語源をご存知でしょうか。
これは、フランス語の「サボタージュ(Sabotage)」を略して動詞化したものだと言われています。
サボタージュとは、労働者が故意に仕事を停滞させたり、事故に見せかけて機械などを破壊することで、雇い主に抗議すること。けっこう過激ですね。
日本では、サボタージュという言葉を「怠業」や「怠けること」の意味で使い、「サボ」と略して用いていました。
現地では、その昔サボ(木靴)を作る職人の中に、酒好きのものや怠け者が多くいたそうで、相当雇い主を困らせていたと言われます。そんなことから「木靴製造」の意味を持つサボタージュを借用して怠け仕事の意味に用いられたそうなんです。