TとYとシャツの関係
Tシャツは、広げた時の形がT字形をしていることに由来すると言われています。
ならば、Yシャツも広げた時? どう見てもY字には見えません。
実は、Yシャツの語源は「ホワイトシャツ」。
ネイティブの発音では「ホ」と「ト」が弱く「ワイ」に聞こえることから変化したものだそうです。
ちなみに、Yシャツには「カッターシャツ」という呼び方もありますが、ここで言う「カッター」はモノを切る道具とは無関係で、英語で「カラー・アタッチド・シャツ」から変化したものです。
学ランのカラーと同様、カラーは「襟」を指し、かつて襟やカフスなどが取り外し可能だったことから、そう呼ばれていました。
他にも日本語の「(戦争に)勝った」が由来、カッターボートの選手が着ていたから、などハッキリしない説が多いようです。
シャツではありませんが、下着や水着に「Tバック」というものがあります。後ろから見た時にT字に見えるからという説もありますが、両脇が紐状になっているパンツが「thong briefs」、その紐が後ろにあるパンツを「thong back briefs」と呼ぶからという説もあるんです。
また「tanga」という南米辺りの先住民族の衣装に由来する、等の説もあるそうです。