口臭のもと
口臭は自分のも他人のも気になるものですよね。
一口に口臭と言ってもいくつか種類があり、消化器疾患など病気によるもの、起床時や空腹時や月経時など生理的なもの、直前に食べたもの、そして口の中の不衛生によるものがあります。
口の中そのものが口臭の発生源となるタイプの悪臭成分は、アンモニアやインドール、メチルメルカプタンなどで、口臭測定器はこれらの成分を検知して測定しています。
これらのガスは食べカスのタンパク質がフゾバクテリウムなどの口中細菌により分解されて出来るもので、虫歯や歯槽膿漏があると特に活発になります。
普段口の中は唾液による自浄作用である程度は清潔に保たれ、口臭も抑えられています。起床時に口臭が強いと感じるのは、寝ている間の唾液分泌量が少ないためです。
常に唾液の分泌が少なめの「口呼吸」の人は、鼻呼吸の人と比べると口臭が強いと言われています。
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