偏平足が疲れやすい理由
土踏まずがなく、足裏全体が平になってしまった状態のことを、偏平足(へんぺいそく)と言います。
一日中立って仕事をしている人に多く見られ、足のだるさや腰の痛みなどを訴えるので、比較的発見しやすいものです。
人間の足を土踏まずの側から、つまり内側を横から見ると、その骨格はアーチ型をしていて、丁度太鼓橋のような形をしています。
歩行に際して、上から体重を支えるのには弓なりの構造の方が強いのです。このアーチが崩れて変形し、足裏が平らになってしまったものが、偏平足です。
偏平足になると、足裏にかかる体重の負担が大きくなるので疲れやすく、ひどい時には痛くて歩く事も出来なくなると言います。
予防や治療には、青竹踏みをしたり、芝生や砂地の上を裸足で歩くことが有功です。