人肉は腐りかけが一番旨い?

1972年、ウルグアイの学生ラグビーチームを乗せた飛行機がアンデス山脈の雪山で遭難し、33名が生き残ったが、数日後に捜索は打ち切られてしまう。絶望と飢餓に襲われた彼らは、犠牲者の屍の人肉を食べて延命する。その後、16名の若者達が72日間を生き延びて奇跡的に生還を果たした。

これは南米アンデス山中で実際に起こった悲惨な出来事です。

人肉食はタブー視されていますが、昔は世界各地で行われていました。お隣りの中国では「二本脚の羊」という名称で、市場で売買されていたこともあります。

それでは、人肉はどのようにして食べたのでしょうか?

20世紀初めまで人肉食が行われていた南太平洋のフィジー島では、人肉を煮る、焼く、むし焼きの3通りの方法で食べていたとか。

一番美味しいのは子供の肉、次に女性の肉、それも肩からヒジまでと、太もも。言ってみれば鳥肉の手羽先とモモ肉が旨いのと同じです。

しかし、何と言っても最高なのは、腐りだして緑がかったものを、タロイモの葉っぱでくるんで、プディングのようにして食べるものだそうです。

今考えると信じられないですね。