ヤマカンの由来は人なの?
よく、あてずっぽうのひらめきを「ヤマカン」と言ったりします。
その語源は「山師の勘」だという説があります。「ヤマが当たる」の「ヤマ」は山のこと。つまり、鉱石が発掘できる鉱山の事です。
科学技術が発達した現在は、金、銀、ダイヤモンドなどの鉱石を探すことは、そう難しくないのですが、昔は大変な事業で、殆どが博打だったと言います。そのため、時代的に鉱石を発見するようなものだから、山師の勘=根拠のないあてずっぽう、となったのです。
一方で、実は人の名前が語源なのでは、という説があります。
山本勘助(やまもとかんすけ)という武田信玄配下の名前です。この山本勘助は少々変わり者として記録されているようですが、詳しい事実ははっきりしません。勘助は優れた策略家だったことから、ごまかすことのうまい人を山勘(ヤマカン)と言うようになったというのです。
真相はどっちだと思いますか?
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