飛行機の旗はいつ掲げる?

日本には、多くの外国の要人が訪れます。それだけ日本は重要な国だと見られている、とも言えるのではないでしょうか。

当たり前ですが、多くの要人は日本に飛行機で訪れます。あなたもニュース番組やテレビ中継などで、飛行機から偉い人が笑顔で降りてくる場面を見たことがあると思います。

その飛行機に自国の旗をなびかせてせている場合があります。あの旗は飛んでいる時もつけているのでしょうか。

飛行機は、およそ時速1000kmで飛んでいます。そんな中、旗を立てたまま飛行していたら、旗はどこかへ飛んでいってしまいますよね。

実は飛行中の旗は立てていないのです。では、この旗はいったいいつ取り付けているのでしょうか?

飛行機の操縦室の窓には、数ヶ所開けることができる場所があるそうです。そこで、空港に着陸したあと、駐機場につくまでの間に旗を立てているのだそうです。

日本の政府専用機は、この開閉可能な窓がないそうで、そのため操縦室の上にある非常脱出用出口を開けて、そこから日本の国旗を立てているのでした。

世界の要人が乗っている飛行機は、着陸後にこんなことをしていたんですね。それにしても、旗を立てている瞬間を目撃した人は殆どいないでしょう。