夜景の値段はどう決まる?
綺麗な夜景のことを「100万ドルの夜景」と形容することがありますよね。
単に語呂がいいから使われることも多いのですが、日本三大夜景、函館(函館山)、神戸(六甲山)、長崎(稲佐山)の中の1つ、神戸の夜景に関しては、具体的な理由があるそうです。
神戸の「100万ドルの夜景」は、1953年(昭和28年)に当時の電力会社の副社長が命名したと言われています。
六甲山から見渡す神戸・芦屋・尼崎・大阪の電灯にかかる1ヶ月の電気代が約4億2900万円、当時のレート1ドル360円で換算すると約120万ドルとなり、キリのいいところで100万ドルというわけなんです。
そして現在、神戸の夜景は「1000万ドルの夜景」とも呼ばれているそうな。
世界三大夜景は国によって諸説ありますが、日本ではナポリ・香港・函館と言われています。
ちなみに世界でも日本でも三大に入る函館では、8月13日を夜景の日(8=や、K=けい=トランプの13)とし、家のカーテンを開けたり、イルミネーションで飾ったりして住民協力のもと夜景の演出をしているとの事です。