ご存知? 空港の珍コード
空港には、国際航空運送協会が定めた識別コードというものがあって、成田はNRT、羽田はHND、香港はHKG、ホノルルはHNL、ロサンゼルスはLAX、という具合に3桁の文字が当てられています。ニューヨークには3つの空港があり、ケネディ空港はJFK、ラ・ガーディア空港はLGA、ニューヨーク(ニューアーク)空港はEWRです。
それについて、過去こんな話がありました。
プロペラ機時代のこと、サンフランシスコ空港(SFO)でフレズノ(世界的な干しブドウの産地であり、ヨセミテ国立公園への玄関口にもあたるカリフォルニア州中部の都市)に向かう体格のいい女性が、彼女の荷物につけられた荷札を見て、カウンターで係員に向かって猛烈に怒り出しました。
なんと、フレズノのコードはFAT(デブ)だったのです。以来、同空港のコードはFNOに改められました。
他にも、マドリッドはMAD(狂う)、シンガポールはSIN(罪悪)というものがあり、それは今でも使われています。
このような珍コードが、まだまだ他にもありそうです。海外旅行に行く祭は、空港の3字コードに注目してみてはいかが?