和式トイレ用のウォシュレット

なんと和式トイレ用のウォシュレットを、トイレの最大手メーカー、TOTOが生産していました。

その名も、和式便器用温水洗浄器「ウォシュレットW」。

お客さんの要望があったことから開発し、平成8年(1996年)3月から平成15年(2003年)3月まで販売していた商品で、値段は1台8万9000円でした。

基本的には普通のウォシュレットと同じく、和式便器のうしろの部分からノズルが出てお尻を洗浄します。

ウォシュレットWの「W」は和式の「わ」からきているそうです。

ウォシュレット(Washlet)とは、東陶機器(以下、TOTO)が発売する温水洗浄便座の名称です。

1980年6月に発売以来、2005年6月には累計販売台数が2000万台を突破しました。

温水洗浄便座では高いシェアを誇り、INAX(同社の名称は「シャワートイレ」)や他社製の同種のものも含め、ウォシュレットと呼ばれるほど、名称も定着しています。