東京タワーは戦車で出来ている
東京タワーは昭和33年12月23日に当時のお金で80億円をかけて完成しました。
当時は製鉄技術が十分に発達しておらず、より質のいい精鉄が必要でした。そこで注目されたのがアメリカ軍の戦車。朝鮮戦争で壊れてしまったものを持ち帰って修理に出すよりも新しいものを作ったほうが効率がいい、ということでいらなくなった戦車は日本の業者に大量に売却され、そのうちのおよそ90台、3000t分を解体業者が購入し、東京タワーに使いました。
使われた部分は現在の特別展望台の上の部分で、製作日数は18ヶ月だったそうです。
東京タワーは東京都港区芝公園四丁目にあり、赤色(正確にはインターナショナルオレンジ)と白色を交互に塗装された高さ333.0mの総合電波塔です。
地上波アナログテレビジョン放送(VHF・UHF)・FM放送・地上デジタル放送のアンテナとして放送電波を送出するほか、JR東日本の防護無線用アンテナ・東京都環境局の各種測定器を設置しています。
一般的には東京のシンボル・観光名所として知られています。