地球最後の日の長さ
1999年7月、同年の年末、それから20世紀末に「地球・人類が滅亡する」と言われていた日は、ことごとく過ぎていきました。
その日があなたにとって最後の日だ、と宣告されれば1日はとても長く感じるかもしれません。
ところで、50億年後、地球がその寿命で滅びる日には、1日が本当に長い、というのを知っていますか?
ご存知のように、現在1日の長さは約24時間です。これは地球が1回自転するのにかかる時間です。
しかし、大昔からそうだったというわけではなく、地球誕生の頃、地球は1回5時間ほどで自転していました。
45億年後の現在に至るまでに、地球の自転速度は遅くなっているということになります。
これは、月の引力による潮の干満により、地球の回転にブレーキをかけているのが原因だそうです。
これによる自転速度の変化はわずか10万年に1秒ですが、地球が滅亡する頃には1日が44時間の長さになるという計算も発表されています。
もっとも、最後の1日だけが長いわけではないですから、違和感を感じる事は無いでしょう。それ以前に人類がその時代まで存在しているのでしょうか……
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