コナ耳アメ耳って何?

耳垢(みみあか)は、外耳道にある汗腺や皮脂腺、耳垢腺の分泌液がもとになって出来るもので、殺菌や皮膚を保護する働きをしています。

皮脂腺からの分泌液の量によって、耳垢には2つのタイプ「コナ耳(乾燥タイプ)」と「アメ耳(湿り気タイプ)」がありますが、これは遺伝的なものだそうです。

地方によって違いはありますが、日本人はコナ耳が多く、アメ耳は全体の1〜2割程度。早い時期に大陸を南下した南方系モンゴロイド、縄文系はアメ耳、対して北に留まった北方系モンゴロイド、弥生系はコナ耳だと考えられています。

英語で耳垢は「Earwax」と言います。欧米人のほとんどはアメ耳で「耳のワックス」とい言われています。

またコナ耳アメ耳の違いはワキの臭いの強さとも関連していて、アメ耳の人の方が臭いが強いと言われているようです。