手で喫煙?

手を開いた時に親指の付け根に出来る窪みの名前は「解剖学的嗅ぎタバコ入れ」というそうです。

嗅ぎタバコとは、タバコの葉を粉状にしたものを吸い、鼻の粘膜からニコチンを摂取するタバコです。

なぜこの名前がついたかと言うと、嗅ぎタバコをこの窪みに入れて吸っていたからです。

嗅ぎタバコはルネサンス期(14世紀 - 16世紀)に流行しました。このころ、レオナルド・ダ・ヴィンチが解剖学を始めて、この名前を付けたそうです。

現在嗅ぎタバコは煙を出さないことから、近年見直されてきているそうです。

煙の無い嗅ぎタバコで満足出来るようになれば、「禁煙」に成功するかも知れませんね。

ニコチン(nicotine)はアルカロイドの一種。揮発性がある無色の油状液体。先進国においては喫煙によって摂取され、最も身近な依存性薬物の一種です。

ニコチンの名前は、1550年にタバコ種をパリに持ち帰ったフランスの駐ポルトガル大使ジャン・ニコに由来します。