スチュワーデスの語源

女性の憧れの職業で見ることも多い飛行機の客室乗務員。

当初、スチュワーデス(Stewardess)という呼び方で認知されていましたが、この語源は飛行機とはまったく関係のないところにあったのです。

古代英語で「stig」は「豚小屋」、「weard」は「番人」を意味し、「ess」は女性を示す接続語。つまり、大切な家畜の管理をする仕事がやがて世話人の意味へ、さらに転じて、飛行機の中で乗客の世話をする人(客室乗務員)のことをスチュワーデスと呼ばれるようになったのです。

最近では、女性偏見との見地からこの「スチュワーデス」という言葉はもう死語になりつつあり、代わりに「フライトアテンダント」と呼ばれるようになりました。

より「客室乗務員」に近い言葉になったのですね。