Tシャツの業界用語まとめ一覧

Tシャツに関する世界で使われている業界用語・専門用語の一部を紹介します。時代とともに変化していったものや、現在では使われなくなってしまった言葉も含まれますが、一種の雑学としてお楽しみください。

あ〜お行

anvil(アンビル)
アメリカのスポーツウェアー・Tシャツブランド。ドライな肌触りが心地よい生地で、プリントTシャツに最適。
SZ糸
綿糸を撚る際に、右撚り(S撚り)と左撚り(Z撚り)を一定間隔で交互に入替えた糸。
oz(オンス)
生地の重さの単位。1oz=28.35gで、基本的に重い方が厚手でしっかりしている。
オーガニックコットン
一切の化学肥料を使わずに完全無農薬の有機栽培で育てられたコットン。

か〜こ行

カード糸
輸入Tシャツに多く見られる綿糸で、不良部分が約5%ほど除去されている。
カラーマッチング
Tシャツの色を合わせること。
コーマ糸
綿花の中のまだ未成熟の部分を取り除き、良質な部分だけを使用した糸。

さ〜そ行

サンホーキンコットン
カリフォルニア州のサンホーキンバレイで太陽の光をいっぱいにあびて育ったソフトでやさしい肌触りが際だったコットン。
シルクスクリーン
デザイン原画に対して、色ごとに型抜きした製版を用意し、一色ずつメッシュ越しにインクを重ねていく技法。その製造方法を指してスクリーンプリントとも呼ばれる。
セットイン
袖を垂直に縫い合わせたもの。普通のTシャツはほぼこうなっている。
セミコーマ糸
コーマ通しにより約10%の不良部分を取り除いた綿糸。
染色堅牢度(せんしょくけんろうど)
洗濯を重ねた時の色落ち、色あせの基準。

た〜と行

タイトフィット
鍛えられた肉体のフォルムを美しく浮き立たせ、適度の締め付け感のあるシルエット。
手付け衿(てつけえり)
衿と身生地を共に内側に折り込んで、裏側からオーバーロックミシンで縫い合わせる衿の縫製方法。
天竺(てんじく)
平編みの別称。適度な伸縮性があり、体にフィットするのが特徴。
転写プリント
生地に転写するための特殊な紙に、カラーコピーやカラープリンターで画像を印刷し、その紙を生地に高温高圧でプレスする方法。

な〜の行

ナチュラルフィット
多少大きめを好まれる日本人のテイストに合わせて、ルーズでもタイトでもない、Tシャツと肌の間に空気の層が一枚入るようなサイズを標準として、ナチュラルフィットと呼んでいる。
二本針(にほんばり)
二本平行にステッチしていくファクトリーミシンで縫うことを言う。

は〜ほ行

バインダー
二つ折りにした衿で、身生地をはさみ込んで、表側からミシンで縫いつける衿の縫製方法。
白度(はくど)
白いTシャツの白の度合いのこと。
番手(ばんて)
糸の太さの単位。綿糸の場合、基準重量1ポンド(約453g)あたり単位長840ヤード(約0.914m)の何倍になるかで表す。
フライス編み
ゴム編みとも呼ばれ、天竺編みよりも一層伸縮性に富み、衿や袖口に使われることが多い編み方。
Print Star(プリントスター)
オリジナルプリント用としても大人気のTシャツ生地ブランド。カラーバリエーションが豊富。
Hanes(ヘインズ)
アメリカ生まれのブランド。元はたばこ工場だったが、アンダーウェアメーカーとして成長していく。しっかりした作りと洗ってもくたびれない生地が特徴で、オリジナルTシャツのベースとしても人気が高い。
ヘビーウェイト
厚手の生地のこと。

ま〜も行

丸胴(まるどう)
Tシャツのボディの種類。丸編み機で編んだ筒状の生地を使ったもの。

や〜よ行

UNITED ATHLE(ユナイテッドアスレ)
高品質でリーズナブル。Tシャツボディーの定番ブランド。

ら〜ろ行

ルーズフィット&ビッグ
全体にたっぷりしたシルエット。

わ〜ん行

脇縫い(わきぬい)
Tシャツのボディの種類。前後を2枚の生地で縫い合わせたもの。