ラーメン屋の業界用語まとめ一覧
ラーメン屋の世界で使われている業界用語・専門用語の一部を紹介します。時代とともに変化していったものや、現在では使われなくなってしまった言葉も含まれますが、一種の雑学としてお楽しみください。
あ〜お行
- アゴ
- トビウオの煮干。
- アシ
- 麺の伸び、しなやかさのこと。
- 頭(アタマ)
- 豚の頭部の骨。
- あっさり
- 脂ぎっていないすっきりとしたスープの味を言う。「あっさり系」など。
- あつもり
- 茹で上げた麺を水で締め麺をもう一度湯通しして温かくしたもの。
- アトム
- 化学調味料のこと。
- 油ダレ
- 油そばにかけるタレのこと。
- アレ系
- 見た目がまずそうで、実際に食べてみるとやっぱりまずいラーメン。
- 家系(いえけい)
- 「吉村家」の暖簾分けされた弟子の店のラーメン。とんこつ醤油味。
- 居抜き
- 内装など前の借主の造作をそのままに店舗の受渡しをすること。
- インスパイア系
- 某有名店の味に惚れ込んで、似た味のラーメンを出す店。
- 五香粉(ウーシャンフェン)
- 中国の料理に使われる調味料。一般的な原料は、花椒、八角、丁香、肉桂、小茴香などで、複数の香辛料を混ぜて作られる。
- 宇宙人
- 一日に何杯もラーメンを食べるコアなラーメンファンのこと。
- 旨味(うまみ)
- 甘味、酸味、塩味、苦味に続く味を構成する要素のこと。
- 岡持ち(おかもち)
- 料理を運ぶために出前で使う四角い箱のこと。
- おからー
- 栄養面を考えて、野菜が盛りだくさんのラーメンのこと。
か〜こ行
- かえし
- スープで割る味付けのタレのこと。
- 替え玉
- スープを残して麺をおかわりすること。
- 化調(かちょう)
- 化学調味料の略称。
- ガンコ系
- 「元祖一条流 がんこ」の各店舗から派生したラーメン店の総称。
- 完食
- 麺とスープの最後の一滴まで平らげること。
- 稈麺(カンミョン)
- 麺棒で押し延ばしてたたみ、細く切られた麺のこと。
- 機械麺
- 製麺機で作られた麺のこと。
- キレ
- 後味が良く、サッパリしていることを言う。
- 激戦区
- ラーメン店がひしめく場所。
- ケモノスープ
- 濃厚な豚骨ラーメンで、獣臭がするスープのこと。
- コシ
- 麺の弾力性のこと。
- こっさり
- 一見こってりしているようで、実はあっさりしているラーメンのこと。
- コミガラ
- 背骨、アバラ骨等の豚ガラが混ざったもの。
さ〜そ行
- サイミン
- ハワイ独自のラーメン。
- 宿題店
- ラーメンフリークが今後行く予定の注目している店のこと。
- ショップ系
- 全国展開をするフランチャイズの店のこと。
- 二郎系(じろう)
- 「ラーメン二郎」及びその系列店のラーメンのこと。
- ジロリアン
- ラーメン二郎の系列店の熱狂的なファンのこと。
- スープ割り
- つけ麺を食べた後、つけ汁を飲むためにスープで割ってもらうこと。
- ストレート
- 博多を中心とした九州系のラーメンに多い、真っ直ぐな麺。
- ズンダレ
- 麺の茹で加減(柔らかめ)を指定する時に使う言葉。
- ソーキそば
- 沖縄そばのこと。
- そんぴん麺
- 米沢のご当地ラーメン。そんぴんとは「へそ曲がり」の意。
た〜と行
- タイ風ラーメン
- トムヤムクンをベースにしたラーメン。
- 台湾ラーメン
- ひき肉、にら、ニンニク、唐辛子を載せた台湾風ラーメン。
- ダブ完
- 一軒の店で二杯おかわりをし完食すること。
- 縮れ麺
- スープに良く絡むよう縮れた麺。
- 着丼
- 自分の頼んだラーメンがカウンターやテーブルに届くこと。
- チャッチャ系
- 煮込んだ豚の背脂がスープの表面に浮いているラーメン。独特のコクが出る。
- 清湯(チンタン)
- 肉や香味野菜を煮込んで作る透明なスープ。西洋で言うところのブイヨン。
- テクスチャー
- 食感、口当たり、弾力、滑らかさ、などの舌に感じる感触。
- 手もみ
- 麺を揉みほぐして縮れさせること。
- トレーサビリティ
- 食材の履歴。その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのかを明らかにする仕組み。
- 豚骨ジャンキー
- 豚骨ラーメンの魅力にはまってした人のこと。
な〜の行
- ナンプラー
- 魚醤。
- 日式拉麺(にっしきらーめん)
- アジア圏の海外で呼ばれている日本のラーメンの呼び名。
- 二毛作ラーメン店
- 昼と夜で客のターゲットを変える店。
- ニョクマム
- ベトナムの魚醤のこと。
は〜ほ行
- 爆食(ばくしょく)
- 常識では考えられない位食べる事を言う。
- 梯子(はしご)
- ラーメン店を何軒も回ることを言う。
- バリカタ
- 博多ラーメンの麺の茹で具合の一つ。普通に固めを注文するよりも硬い麺が好みの人向け。
- ハリガネ
- 博多ラーメンの麺の茹で加減の一つ。バリカタよりも硬い茹で方。
- ビジュアル系
- 海老、帆立、蟹、雲丹等見た目が豪華なものが載っているラーメンのこと。
- ヘット
- 牛脂のこと。
- ボイルオーバー
- 食べごろの麺の硬さを通り越して、茹ですぎた麺のこと。
ま〜も行
- 丸長系(まるちょう)
- 長野のそば店がルーツの荻窪のラーメン屋「丸長」の流れを組む系列店。
- 麺休(めんきゅう)
- 日常的にラーメンを食べるフリークが、食べなかった日を言う。
や〜よ行
- 薬膳系(やくぜん)
- 名古屋の「好来」が元祖。医食同源をポリシーとしたラーメン。
- 湯がく
- アクのあるものをお湯で最初にアクだしをすること。
- 夜鳴きそば
- 夜遅くまで屋台を引いて売り歩くラーメン屋。
ら〜ろ行
- ラーメンの日
- 8月25日は(インスタント)ラーメンの日。
- 雷文(らいもん)
- 四角い渦巻きをつなげたような丼についている模様。
わ〜ん行
- 割り下
- 砂糖、醤油、味りん等で味付けた出し汁のこと。