ゲイカルチャーの業界用語まとめ一覧

ゲイカルチャーの世界で使われている業界用語・専門用語の一部を紹介します。時代とともに変化していったものや、現在では使われなくなってしまった言葉も含まれますが、一種の雑学としてお楽しみください。

あ〜お行

兄貴(アニキ)
内面的にも外見的にも男らしい人物のこと。頼れる男性。
アマ(アマる)
突然女性化すること。
イカニモ
いかにもゲイっぽい外見をした人のこと。
イケメン
格好いい男性のこと。「イケメン」はもともとゲイ界隈の用語であったとされる。
イケる
性的な対象として見れる相手に対して使う。好感が持てること。
イモ
垢抜けない冴えない人物のこと。イケてない、という意味。
ウケ
行為の最中に受身になる側の男性。「ネコ」とも呼ばれる。
エグ専
ブス専ともいう。一般的にあまりにイケてない人を好む人。
SG(エスジー)
スーパーがっちりの略。
オケ専
棺桶(かんおけ)に片足を突っ込んでいる、と言う意味から高齢者を好む人。
オネエ
立ち振る舞いが女性的な人のことから、まるでお姉さんみたいだという事で使われだした言葉。
オジ専
親父のように風格のある男性が好きな人。
オラオラ
体育会系のノリのこと。押しの強い人物。
オラネコ
ウケでありながら自分から行動する人。

か〜こ行

ガイ専
外国人が好きな人。
隠れ
公の場において、その手の場所に姿を見せない人物。
ガチムチ
体格がガッチリ・ムッチリしている、の略。
カネ専
お金を持っていれば誰でもOKと言う人。
カミングアウト
本当の自分の事を公に告白している人のこと。または、その行為。
ガリ専
ガリガリに痩せている人を好む者。
観光バー
ノンケや女性客も歓迎するゲイバーのこと。
クマ系
熊のようにがっしりして、毛深い人が好きな人。
クローゼット
本当の性的指向を秘密にしている人のこと。
ゲイ名
元は源氏名のことだが、ゲイの間で使う名前のこと。
ゲイボーイ
一般にゲイバーで働く従業員のことを言う。

さ〜そ行

サウナ
風呂や仮眠室のあるハッテン場のこと。
サカる
性欲が高まっている状態。または、その行為が白熱している様子を指す。
サル系
サル顔の人。
事務所
ハッテン場となっている公衆便所のこと。
ジャニ系
ジャニーズにいそうな顔の人。
ジョソコ
女装好きの男性を指す言葉。
スジ筋
筋肉はついているが、引き締まった体をした人。
スリ筋
スリムだが、筋肉のついた人。

た〜と行

タチ
その行為において、攻める側の人のことを指す。
着衣系
ハッテン場で服を着たまま入るところ。ビデオBOXなどに多い。
デブ専
太った人を好む者。

な〜の行

ナイトガマ
ゲイナイト中心で活動している人。
ナル子
ナルシストな人。
ネットガマ(ネカマ)
インターネットを中心に活動する人。ネット上で女性を装う人物を指す言葉にもなった。
ノンケ
そのケのない人。異性愛者。

は〜ほ行

バイ
バイセクシュアル(Bisexual)の略称で、男女ともに性的な対象とみなせる両性愛者のこと。
ハッテン場
性的指向の同じ相手を見つるために使われる場所や施設。
ヒゲ専
髭の生えている人が好きな人。
フケ専
高齢者が好きな人。
フテ子
ふてぶてしい人物という意味。
ヘテロ
ヘテロセクシュアル(Heterosexual)の略称で、異性愛者のこと。
ホゲる
オカマ言葉を使うこと。

ま〜も行

マグロ
行為の際に反応しない人のこと。一般でも使われる事はあるが、この世界での歴史の方が古い。
まめ専
小柄な人を好む者。チビ専とも言われる。
ミケ専
三桁以上の体重がある人物を好む者。

わ〜ん行

ワカ専
年齢の若い人が好きな人。